2024年8月17日公開の日本映画「侍タイムスリッパー」、幕末の侍が時代の劇撮影所にタイムスリップし、斬られ役として奮闘する時代劇コメディ。あなたはもう観ましたでしょうか?
この作品、インディーズ映画として制作し、【第48回日本アカデミー賞7部門】【第29回新藤兼人賞銀賞】【第17回東京新聞映画賞】【第37回日刊スポーツ映画大賞三冠】を受賞、主演の山口馬木也さんは【第67回ブルーリボン賞】主演男優賞を受賞され、なんと!全国348館以上で公開され興行的にも2025年2月12日には興行収入9億円を突破し大成功したという作品!!
私も拝見しましたが、映画館での冒頭とエンドロールに流れる和太鼓の楽曲に胸が踊り、ワクワクドキドキ、最初はタイムスリップという既視感のあるストーリーでしたが、そこからが全く読めない展開、最後の最後は感動させてもらい、パワーをもらえた作品。凄いです。
監督の安田淳一さんご自身も監督、脚本、撮影、編集だけでなく、車両、チラシ作成、パンフレット製作など1人でこなし、エンドロールで何度も何度もお名前が出てきて映画への情熱を感じました。
映画「侍タイムスリッパー」の公式Xでも日々続々とニュースが報告されています!
さて、この作品、観たかたもまだ観ていない方も、このキャスト陣、一体どんな人?と興味津々ですよね。なんと!3/21から配信も始まるようですぞ!!
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侍タイムスリッパー
という事で、今回は傑作映画「侍タイムスリッパー」キャスト深掘りしてみようと思います。
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主演の山口馬木也さんは一体どんな作品に出られているの??
この「侍タイムスリッパー」で主役の高坂新左衛門役を演じた山口馬木也さん、タイムスリップ物で、いかにその世界観が信じられるかは、演じている方自身がどれだけそう信じて演じているかにかかっていると思うのですが、本当に見事でした!!
タイムスリップしたばかりで撮影所で悪役に絡んでいくシーン、現代人と侍が同世界に居ると信じられました。そして、驚くべきは、あの!侍のセリフ、方言指導者はいなかったそうです!!山口さんご自身が会津弁が出てくる映画などを観て研究されたそうです。あまりにも自然で驚きでした。
山口馬木也さんの出演作はあまりにも多いので、主な作品や今Amazonプライムビデオで観られる作品など調べてみました。
- 1998年映画『戦場に咲く花』(蒋欽民監督)日中合作作品でデビュー
- 2000年映画『雨あがる』 ※時代劇初参加、野田又四郎役で出演されています。
↓Amazonプライムビデオで観る - 2003年『剣客商売』※藤田まことさんの息子役(秋山大治郎)
- 2001年大河ドラマ『北条時宗』
- 2010年映画『告白』
↓Amazonプライムビデオで観る - 2012年映画『悪の教典』
- 2012年土曜ドラマスペシャル『実験刑事トトリ』 小岩井敏樹役
↓Amazonプライムビデオで観る - 2013年大河ドラマ『八重の桜』
- 2014年『闇の狩人』伊藤又右衛門役
↓Amazonプライムビデオで観る - 2015年『ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜』谷川永徳役
↓Amazonプライムビデオで観る - 2016年『検事の本懐』
↓Amazonプライムビデオで観る - 2017年テレビドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』里見修一役(第6話)
↓Amazonプライムビデオで観る - 2018年ドラマ『獣になれない私たち』橋爪部長役(第2話・第4話・第6話 – 第7話・最終話)
↓Amazonプライムビデオで観る - 2020年大河ドラマ『麒麟がくる』
- 2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』
↓Amazonプライムビデオで観る - 2024年『侍タイムスリッパー』

ヒロインの沙倉ゆうのさんは一体どんな作品に出られているの??
この「侍タイムスリッパー」の中で常にずっとヒロインである沙倉ゆうのさん。
圧倒的なヒロインでしたね!この方が気になった方も多いのではないでしょうか?
沙倉ゆうのさんのご出演作品も調べてみました!
元々はお芝居の勉強をされていたのではなく、あるイベントムービーで安田淳一監督と出合われたのがきっかけだったようです。今は東映京都撮影所に所属されています。
ジョーシン「まごころリフォーム」やヒガシマル醤油「うどんスープ」のCMにご出演されたり、京都府の警察署の防犯ムービーなどにもご出演されているようです!
- 2007年2005年に撮影したイベント用のオープニングムービーから始まり、短編映画として結実した短編映画「SECRET PLAN」(主演)
監督&脚本&撮影&照明&編集は安田淳一さん
これが安田淳一さんとの出会いで初めてのお芝居体験だったようです。 - 2014年映画「拳銃と目玉焼」(ヒロイン)
脚本&監督&撮影&編集は安田淳一さん
追加撮影などをし、3年をかけて完成した作品 - 2017年映画『ごはん』(主演)
脚本&監督&撮影&編集は安田淳一さん
38ヶ月かけて日本のいろいろな所で上映された作品 - 2017年短編映画「ことことコトデン」出演 さぬき映画祭2位
脚本&撮影は安田淳一さん
- 2018年美容室NYNY Webショートムービー「長い髪」主演タイトル
脚本&監督&撮影&編集は安田淳一さん
- 2018年短編映画「虹」出演 さぬき映画祭3位
脚本&監督&撮影は安田淳一さん
- 2018年短編映画「想いのこり」(主演&監督)
撮影&編集は安田淳一さん
- 2019年短編映画「アナログ・タイムス」(主演)
企画&照明は安田淳一さん
- 2019年短編映画「善通寺的な恋の始まりの物語」出演 さぬき映画祭1位
脚本&監督&撮影&編集は安田淳一さん
- 2020年映画「真言アイロニー」出演
- 2022年映画「ネペンテスの森」出演
撮影&編集は安田淳一さん
- 2024年『侍タイムスリッパー』(ヒロイン)
脚本&撮影&監督&照明&編集は安田淳一さん
なんと!調べていたところ、沙倉ゆうのさんは2018年にご自身でも短編映画「想いのこり」の主演&監督されています!!本当に『侍タイムスリッパー』の中で演じられた“監督を目指す優子さん”のようですね!
透き通るような肌、誠実な演技、沙倉ゆうのさんが今後どのような作品に出演されていくのかとっても楽しみですね。

敵対する風見役の冨家ノリマサさんは一体どんな作品に出られているの??
敵対する風見恭一郎役を演じた冨家ノリマサさんは一体どんな作品に出られているのかも、調べてみました!調べてみた所、元々は冨家規政さんというお名前でご活躍されていて、2022年9月に冨家ノリマサさんに改名。
テレビドラマ、映画、時代劇、現代劇、舞台など出演作があまりにも多いので、今、Amazonプライムビデオなどで見返せる作品を中心にまとめてみました。
- 1982年映画『OH! タカラヅカ』出演
- 1983年ドラマ『おしん』出演
↓Amazonプライムビデオで観る - 2024年ドラマ「ジャンヌの裁き」出演 第4話淡路一之役
↓Amazonプライムビデオで観る - 2024年映画「愛のぬくもり」出演
↓Amazonプライムビデオで観る - 2024年ドラマ「君が獣になる前に」出演 第3話より井上議員役で出演
↓Amazonプライムビデオで観る - 2024年映画『最後の乗客』出演 遠藤役
- 2024年ドラマ『Qrosの⼥ スクープという名の狂気』出演
第6話~最終話 スマッシングカンパニー社長 斉木役
↓Amazonプライムビデオで観る - 2024年『侍タイムスリッパー』出演
2024年公開の映画『最後の乗客』はクラウドファンディングを実施して製作されたこちらもインディーズ映画ですが、とても話題になった作品!!
この映画の中で重要なタクシードライバーの遠藤役を好演されています。
撮影所所長の井上役を演じられた井上肇さん凄いいろんな作品に出演されていた!
撮影所所長の井上役を演じられた井上肇さん、なんだかこの俳優さん、お顔見た事あるなぁ…と思ったら、そう!アメリカの大人気ドラマ「TOKYO VICE」にめっちゃ重要な役でご出演されていた方でした!!!凄っ。
「TOKYO VICE シーズン1,2」については超大好きな作品でこちらでも少しまとめております↓
井上肇さん、調べてみた所、凄く沢山の作品に出演されています!全てを書き出せないので、えー!あの作品にも出演されているの?という作品を少し書き出してみました。
- 1982年テレビドラマ「噂の刑事トミーとマツ」
第2シリーズ 第6回「トミー仰天! マツの巨大デベソ突き」
- 1984年テレビドラマ「太陽にほえろ!」
第629話「ドリーム」- 千葉巡査 役
- 2001年映画「EUREKA ユリイカ」
- 2015年アニメ映画「バケモノの子」
- 2018年映画「オー・ルーシー!」 – 部長 役
- 2018年映画「万引き家族」 – 米山 役
↓Amazonプライムビデオで観る - 2021年映画「すばらしき世界」
↓Amazonプライムビデオで観る - 2022年連続ドラマ「TOKYO VICE 」 第7話・第8話 – シゲマツ事務次官 役
- 2024年映画「侍タイムスリッパー」- 撮影所所長 井上 役
過去のご出演作を拝見してから映画「侍タイムスリッパー」を見ると、また面白いですね。
まとめ:俳優への強い信頼とこだわりで作られた『侍タイムスリッパー』
色々なインタビューを読む中で、主演の山口馬木也さんは、時代劇に出ているお芝居を見てオファーされたそうですが、桁違いに芝居が上手かったと安田淳一監督がお話されていて、撮影中、俳優の山口馬木也さんと作っているのを忘れ、江戸時代から来た侍の高坂新左衛門(役名)と一緒に作っているような感じになったとお話されています。かなり信頼されていたようですね。
更に、沙倉ゆうのさんのご出演作について深掘りしていた所、沙倉ゆうのさんと安田淳一さんは長きに渡り数々の作品を主演と監督という形で共に作られていて、その絆をマジマジと実感しました。本当に信頼されているのだなぁと思います。
『侍タイムスリッパー』よりも前の2014年に制作された映画「拳銃と目玉焼」は、元々ブライダル撮影や企業ビデオなどの映像を制作していた安田淳一さんが、8万円のカメラと750円のライト!?という低予算で自主制作したヒーロー映画ですが、そこからコツコツと積み上げられてきた映画愛と、俳優陣への信頼が結実した『侍タイムスリッパー』の快進撃は、今後も続きそうですね。
『侍タイムスリッパー』予告編↓※未来映画社様の公式YouTubeチャンネルより
是非、まだ観ていらっしゃらない方はお勧めな作品です!
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