「真夜中の五分前」観てほしい!三浦春馬さんの忘れられない映画

勝手に映画紹介

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  2020年7月18日に他界された、名優「三浦春馬」さん。亡くなった当時、あまりにもショックで過去のご出演作を見直し、どんなに素晴らしい方だったかをしみじみと思いました。

若い頃から数々の名作、大作にご出演され、多くの作品を残されておりますが、本当に心底素晴らしい俳優さんだなぁと感じた数多くの作品の中から、忘れられない2作について書いてみたいと思います。

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静かな熱気に満ちた作品。映画『奈緒子』

 2008年に公開されたベストセラーコミックの映画化で、古厩智之監督作品。古厩智之監督は、若手映画監督の登竜門と言われた「ぴあフィルムフェスティバル」のグランプリを取られた監督で、私は個人的には『まぶだち』という小さな町の3人の男子中学生の映画が忘れられません。

 映画『奈緒子』は上野樹里さんがヒロインを演じ、本作で天才ランナーの雄介役として三浦春馬さんがご出演されています。古厩監督は後に当時を振り返り、雄介役の「過去ある天才走者役いない…」と沈んでいた時に三浦さんと出会い泣いてしまったとツイートされています。そのぐらい、この尖っていて純粋、壊れそうで強い雄介役に本当にピッタリだったようです。

 本作では三浦さんを始め、本気で走り込むランナー達に、心が動かされます。映画とはフィクションですが、それを演じる俳優陣やそれを描くスタッフの方々は皆そこに“本気で”向かい合って生きている。そんな風に感じた心が熱くなった作品です。

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奈緒子

ガラス細工のような涙。日本と中国合作映画『真夜中の五分前』

  映画「真夜中の五分前」は2013年に行定勲監督が監督。

時計屋に務める主人公リョウを三浦春馬さんが演じているのですが、彼が想いを寄せる女性ルオランは一卵性双生児で女優をしている妹ルーメイがいる。

瓜二つのルオランとルーメイが旅先で事故に遭ってしまい、戻ってきた片方の彼女のベッドサイドでリョウ(三浦春馬)が流す涙がガラス細工のような繊細さで、これは一体どんな気持ちでこのシーンを演じたのか知りたいと心底思いました。…が、それを知る事はできません。

 行定監督は後にこの作品の撮影時を思い出して、本当にいろんな大変な事があり、それを一緒に三浦さんと乗り越えたと映画祭で話されていました。

三浦さんはこの映画の撮影前に、中国での撮影がいかに大変であるかの心構えをする為に、映画「鬼が来た!」の撮影現場で香川照之さんが体験した事を書いた書籍「中国魅録「鬼が来た!」撮影日記」を読んだそうです。


中国魅録 「鬼が来た!」撮影日記 [ 香川照之 ]

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真夜中の五分前 (字幕版)
映画『真夜中の五分前』U-NEXTページ

坂本龍一さんが好んだヒポクラテスの一説に「芸術は長く、人生は短し」という言葉があった事を思い出しますが、いつまでも観た人の心に残る映画だと思います。

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本ページの情報は2023年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
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