胆嚢摘出手術後1年後の所感

ライフ

私は去年の秋、腹腔鏡下胆嚢摘出手術をしました。

私も何年も手術をするか悩んでいたので、どなたかのお役に立てばと思い実際に胆嚢摘出して変わった事や、術後1年経って感じている事などを記載してみようと思います。

あくまでも個人の見解ですので、一つのエピソードとして読んで頂けましたら幸いです。

結論から先に書くと
普通に生活できています!食べ物も、以前と同じように食べています!

ただ、疲れた時などのお腹の調子が変わるくらいと、そして体力が少し落ちたのかな?という感じです。

では、もう少し細かく書いてみます。

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事前に想定すべきお金の事

以前、手術後の状態を書いたのですが(過去の記事は文末にリンクまとめました)
私が手術した時に、事前に誰かから教えて頂けたら嬉しかったなぁと思った事はお金の事です。
術前の検査、それに伴い仕事を休まないといけない事

そして術後入院し、退院してもしばらく(1〜2週間くらい)は切ったお腹が痛くて、思うように歩行できない為、仕事もセーブが必要。

そう考えると、生活費自体もとても大変でした。
今思えば、もうちょっと計画的に余裕を持ったお金の準備を考えておけばよかった…と大反省しました。では、具体的に一体どのくらいの日数仕事ができなかったか、思い出して書いてみます。

手術をする為に私が行った検査や日数は以下のような感じでした。
(あくまでも私の場合です)

【事前の検査】
・血液検査、尿検査、胸とお腹のレントゲン、呼吸機能の検査
・HIV検査
【入院】
・手術の前日の午前中から入院
・入院翌日の朝手術
・4泊5日間の入院
【退院後】
・退院日はよちよち歩き、その日は帰宅後寝ました。
・退院後1週間は仕事を休み
・退院後8日目から仕事復帰(お腹の傷はまだ痛く早歩きはできなかった)
そう考えると、入院日から12日間は仕事ができませんでした。

個人的には、保険の入院給付金のような物がなければ絶対に乗り越えられなかったです。
(もしかすると、リモートワークでしたら、もう少し働けたかもしれません…)

そして、医療費を最大限に抑える国民健康保険の「限度額適用認定証」の取得も事前にやってあって良かったです。お金については、保険、本当に大事でした。これは事前に調べるのをお勧めします。

私は既に自分が胆石症と知っていて手術も検討していたので、新規で医療保険に加入できなかったのですが、もし今、胆石があり(緊急性がない)、もしかするとゆくゆく手術を受けようかなぁと思っている方は、医療保険を事前に調べて加入しておくと、助けになるかもしれません。

【私の場合】2024年時点の話なので、現状は制度が変わっている可能性があります。
(※必ずご自身でお調べ下さい)

私自身の事例をお伝えすると、私は個人事業主として毎年確定申告を自分でしています。保険は国民健康保険に加入。毎月保険料を払っています。その前提で、高額療養費制度の申請の事前申請(限度額適用認定証の利用)をしました。 

高額療養費制度とは入院や高額な外来診療が決まっている場合、事前に「限度額適用認定証」を申請しておき、その証書を医療機関の窓口で提示する事により、窓口での支払いが自己負担限度額までで済み、多額の現金を一度に支払う必要がなくなるという制度です。(マイナンバーカードを保険証と連携した所、この証書を持っていなくても確認できるとも窓口で言われました)

  • 申請窓口: 私は手術より前に、住んでいる市役所の窓口で申請し、その日に証書を頂けました。事前に電話で問い合わせしてから行くのが良いと思います。
  • 申請時期: 医療費が高額になる前(私は手術を検討し始めた時にしました)。
  • 流れ:
    1. 役所の窓口で「限度額適用認定証」の交付を受ける。(私は非課税世帯なのですが、その証拠資料が必要でした。それも役所で頂けました。)
    2. 医療機関の窓口で、保険証と一緒に「限度額適用認定証」を提示する。
    3. 窓口での支払いが、その方の所得区分に応じた自己負担限度額までとなる。 

食べ物の好みはそんなに変わらない

私は仕事がキツく、よくホッとしたくて
盛り盛りの生クリームのついたパンとコーヒーとかポテトチップスと缶チューハイなど、好んで、リラックスしたい時に食べていましたが、これはあまりよろしくないと今も感じます。

これこそ生活習慣だと思いますが、ストレス過多後の自分へのご褒美のつもりの食事で、お腹を痛くするというのは術後も何度かあります。

お酒、脂っこいもの(生クリーム盛り盛り系)、焼肉を食べるとお腹がゆるくなったり下痢してしまうことあり。

ストレス過多の後、リラックス状態でガツガツ食べるとお腹を急激に痛める事あり

そして、特筆すべき点としては

理由は分かりませんが、術後初めて受けた健康診断の胃のバリウム検査時に起きた事。
検査前に絶食をし、検査当日バリウムを飲んで検査を受けました。そこまでは問題なし。

その後検査後、いつものように解放されて「よし!何か食べよう!」と喫茶店で甘いケーキとカプチーノを注文、口に入れ始めたところ、お腹のなんとも言えないじわじわと調子悪さ、これは激痛というよりも、冷や汗が出始め、徐々にこれはなんかお腹痛くなってきたぞ、と、腹痛に襲われました。

もう席に座っている事も、歩行も結構難しくなりそうで、この時は、注文した物を三口くらいしか食べられず、そのまま、どこか横になれそうなところ(うずくまれそうなところ)まで移動しようと、一回駅に移動。そのまま、電車に乗りうずくまりながら移動し、なんとかして帰宅。

ひとまず横になり、なんとか回復しました。その後、バリウムも下から出るうちに徐々に回復。これは焦りました。

そして、実は先月も、連日の激務後、休みの前日の夜に缶チューハイ片手にポテトチップスをむしゃむしゃ食べた日、お腹の激痛に襲われました。

ひとまず横になり(眠れないほどの痛み)つつ、トイレで吐きそうになりつつ、隙を見てひとまず寝た事で回復しました。やはり、急激な食事、しかも高カロリーの脂っこい物やジャンクフード、お酒はいかなる時も要注意だと思います。

〇〇の粘度が上がった?

少し汚い話になってしまい、食事中の方はごめんなさい。
食事をしたら出る固形の物、〇〇。その粘度が上がったような気がします。これは率直に退院後から徐々に感じました。

術後すぐはしばらくお腹は安定しないのですが安定してきてから今日まで、術前に比べて〇〇の粘度が上がっているような気がします。

理由は分かりませんが、、、そしてそれによって困るのはトイレの掃除の時くらいで、体調面には特に影響は出ていないです。

体力が落ちた?

これは自分ではあまり認識はないのですが(自分の感覚では、そんなに変わってないような認識ではありますが)手術前に一緒にお仕事していた方と、手術後にまたお仕事ご一緒した時に体力が落ちたねと言われた。

自覚症状としては、無理が効かない(徹夜して仕事は無理)、夜帰宅後深夜の仕事が難しい。これは帰って座ると疲れて寝落ちしてしまう感じです。

私は事前にできなかったのですが、手術前に運動を習慣化し、そもそもの体力をつけておくという方法もネットで見たことがあります。私は事前にできなかったのですが…(反省点)

反省点:保険に早めに入るべきだった

 結論から書くと、私は高額療養費制度を利用し、退院後すぐに働き出せばなんとかお金は大丈夫だろうという考えでした。しかし、実際にはそれだけでは足りず、体の事なので無理がきかない。手術をしたと知っている周りの方も仕事の発注をセーブしてくれるという形で、実はお金が足りなくなりました。

だいぶ前に入っていた医療保険は特定疾病だけで、保険の事が気になり出したのは手術が決まってから。でも、お金もないし、検討する時間もない…この考えは間違っていました。

結局は、親が入ってくれていた私自身の医療保険でなんとか入院見舞金が出て、やっとなんとか乗り切れたのですが、これは本当に胆石が見つかったあたりで手術はするか決めかねていた頃に一度検討しておけば良かったと大反省しました。

今は色々な保険の無料相談窓口があります。時間を取って将来の為に一度相談してみるのもいいかもしれません。忙しいを言い訳に検討しなかった私は、結局、土壇場で自分が困りました^^;

結論:意外に影響は少ないが無理は禁物。

手術を受けてみて、メリットデメリットは人ぞれぞれあるかと思いますが、個人的には、あまりにも歳を取り手術さえもできないほど体力が落ちる前に手術できた事は良かったのではないかと感じます。

が、これは本当にその方の生活や将来像によってするかしないかはじっくりと検討すべきだと思います。

少しでも何かのお役に立てれば幸いです。

私自身も自分が手術する前に沢山の体験者の話を聞きました。
是非、このブログの文章だけでなく周りでも情報を収集してみて頂き、あなた自身の良き道を導き出して頂けたら嬉しいです。

何気ない事が幸せだと感じています。

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