10DANCE(テンダンス)とは、社交ダンスの大会で、スタンダード5種目とラテンアメリカン5種目の合計10種目により競われるダンス競技の事。
この大人の社交ダンスを題材にした人気漫画が映画『10DANCE(テンダンス)』として竹内涼真さんと町田啓太さんの共演で映像化されました。
この記事では、
- 10DANCEとはどんな作品なのか
- 10DANCEはいつから始まるのか
- なぜ竹内涼真さん×町田啓太さんの組み合わせがここまで注目されているのか
を、初めての人にも分かりやすく解説します。
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10DANCEとは何ですか?
元々の10DANCE(テンダンス)とは、社交ダンスの大会で、スタンダード5種目とラテンアメリカン5種目の合計10種目により競われる、肉体的にも精神的にも非常に過酷な大会の事を指すそうです。
そして、その競技ダンス(社交ダンス)界で切磋琢磨する二人のプロダンサー(スタンダードとラテンという、通常の大会では絶対に競う事のない者同士)を主人公に、漫画家の井上佐藤さんが描いた人気の漫画が原作です。
元々は2011年から2015年に様々な媒体に連載され、2018年には第1回「アニメ化してほしいマンガランキング」1位を獲得した作品。
社交ダンスには大きく分けて
- スタンダード5種目
(ワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、クイックステップ、ヴェニーズワルツ) - ラテン5種目
(サンバ (Samba)、チャチャチャ (Cha Cha Cha)、ルンバ (Rumba)、パソドブレ (Paso Doble)、ジャイブ (Jive))
があり、その全10種目を極めた者だけが「10DANCER」と呼ばれるという世界観が物語の軸になっています。
映画「10DANCE」のインタビュー動画でも竹内さんと町田さんがお話しされていましたが、その10種目を習得するというのはプロでも並大抵の努力では難しい、しかもお二人はその上位入賞者を演じなければならないという事で、かなりの猛特訓をされたようです。
漫画「10DANCE(テンダンス)」は単なるスポーツ漫画ではなく、スタンダードとラテンという二つのプロ同士がお互いの手の内を教え合い、過酷なレッスンを重ねていく過程で起こる人間ドラマ。
- プロフェッショナルの矜持
- 肉体表現としてのダンス
- 男同士のライバル関係と感情の揺れ
を、非常に濃密に描いている点が特徴です。
原作漫画も読んでみたのですが、キャラクター造形が少し変わっていたり、漫画では映画よりも設定やセリフの言い回しなどが多い分、より深く世界観を感じれて面白いです。通販で購入可能。
10DANCEはどんな話?
物語の中心となるのは、対照的な2人のダンサー。ラテンダンサー鈴木信也(すずきしんや)とスタンダードダンサー杉木信也(すぎきしんや)。名前が一文字だけ違う事によってお互いが意識している存在。
- ラテンのカリスマ:竹内涼真さん演じるエロスの塊、鈴木信也(すずきしんや)
- スタンダードの天才:町田啓太さん演じる品のある、杉木信也(すぎきしんや)
それぞれの分野で頂点に立つ男たちが、10DANCE制覇という前人未到の目標に挑むというストーリーです。
注目すべきは、「勝つために組む」「相手を理解するために踊る」という、ダンスならではの距離感。
お互いがお互いのウィークポイントに気付き、そしてその危うさに気づいて心に触れていく過程が見ていてドキドキします。
身体を通してしか分かり合えない感情や、言葉では説明できない緊張感が、作品全体に張り詰めています。
本当に凄いと思うのは、このハイレベルなダンスを踊れる事はもちろんの事、その上で踊りながらセリフを話、感情の機微を表現し、踊れないというステップを表現し、想像しただけでも頭の中どうなっているのだろうと思いますが、メイキングではお二人も頭も心もギリギリの状態での撮影だったと話されています。
本当に凄いです!感情が高まった時の目、目に溜まっている涙、心動かされずにはいられません。
だからこそ「10DANCEとは何?」と検索した人が、想像以上に大人向けで、濃厚な作品だったと驚くことが多いのです。そして、この二人の関係性に海外の方もびっくりとSNSでも盛り上がっているようです。
おひとりさまへの推しポイントはココ!
ネタバレスレスレなので、知りたくない方はここでストップ!
さて、このブログは「おひとりさま」を応援するブログなので、アラフィフの私からの推しポイントを書かせて頂きます。
この漫画、いわゆるBL(ボーイズラブ)のカテゴリーに入るのかもしれません。
最近ではこういった作品多いですが、本作の見所は、そこじゃない!!
本気なんです、とにかくダンスに!とにかくダンスにしか命をかけられない二人の男が、自分自身の存在意義をかけて、どうしても掴みたい物。それはなんなんでしょう。
社交ダンスはペアになれば否応なく至近距離です。
レッスンの中で、男側(リーダー側)を教える為に身体で自分の動きを教えていくうちに、その心の中が透けて見えてしまうお互い同士。
漫画ではコミカルな関係性もあるのですが、映画ではバチバチの闘志むき出しの男同士、弱さなんて見せません。その二人がどこでどう崩れていくか、そしてその先どうするのか、
ここからが面白いです。
その二人の相手役の女性お二人がまたいい!!
そして、「愛」ってどんな作品でも扱われるテーマですが、それって一体なんなんだろう?って事まで考えさせられます。とにかく、作り手の本気の体温の伝わってくる作品。
『るろうに剣心』などを手掛けた大友啓史監督が本気でBLを描いた作品。
「愛」そこが推しです。
お二人の相手役にも大注目!!
社交ダンスは男女二人でペアになって踊るもの。この鈴木信也と杉木信也にも女性ペアがいますが、そのお二人を演じている女優さんも凄いです!
ラテン竹内涼真さん演じる鈴木信也の相手:土居志央梨さん
NHK連続テレビ小説『虎に翼』の男装で演じた山田よね役と真逆の派手でダンスの抜群に上手い田嶋アキ役。
スタンダード町田啓太さん演じる杉木信也の相手:石井杏奈さん
小学2年生からダンスをしておりE-girlsでは最年少メンバーだった石井さんは、冷酷な杉木信也の指示で見事なダンスを踊る華麗なダンサー矢上房子役。
とにかく凄いです。
10DANCEはいつ見られる?
大友啓史監督により実写映画化された映画「10DANCE」は
2025年12月18日にNetflixにて独占配信中です。
最後まで見終わって、いかに本気でキャストさん、スタッフさんがこの作品に向き合ったのかが伝わっきました。ネタバレは避けますが、この続きが観たい〜!
結論から言うと、映像化は正式発表済みで、配信開始されています。
メイキングを見ていると、まずは竹内涼真さんがキャスティングされたそうですが、その後、相手役を誰が受けてくれるかドキドキだったそうですが、町田啓太さんはご自身がダンスを挫折した経験があり、この作品出演は運命だったのではと出演を決意されたそうです。
まとめ:10DANCEは“観る覚悟”が必要な作品
「10DANCE」は、軽く調べるつもりが、気づいたら深くハマってしまうタイプの作品です。
映画「10DANCE」が特別なのは、
- 愛について考えさせられる
- スポーツ×芸術×人間ドラマが成立している
- 映像化の破壊力が凄過ぎる
この3点にあります。
社交ダンスという題材は、映像になった瞬間に説得力を持つ表現ですが、竹内涼真さんと町田啓太さんという実力派が本気で演じられたことで、原作が持つ緊張感と美しさがさらに研ぎ澄まされています。
少しでもこの記事で、映画「10DANCE」の魅力が伝わっていれば嬉しいです。
私はもう一度観たいです!
竹内涼真さんの他作品も観たくなってしまった方へ
このストイック過ぎる映画「10DANCE」を見て、竹内涼真さんのストイックぶりに過去の作品も観たくなったという方多いのではないでしょうか?私もです。
さて、沢山のご出演作のある中から2作品オススメします。
同じように肉体を作って過酷な撮影を乗り越えられた
ドラマ「龍が如く~Beyond the Game~」はAmazonプライムビデオで、
全く真逆の勘違いサラリーマン役で話題をよんだ
ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」はU-NEXTで配信されています。
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本ページの情報は2025年12月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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あなたの生活が少しでもエキサイティングになりますように。



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