今回は過去に参加したオランダの映画祭「CAMERA JAPAN」について書いて見たいと思います。行く前はあまり情報がなく、実際にその映画祭が存在するかどうか不安だったので、そんな方のお役に立てば幸いです。
【この記事を読む事で得られる情報】
・オランダの映画祭「CAMERA JAPAN」に直接参加するか悩んでいる方の不安解消
・たまたまオランダに旅行に行く方のオプションツアーの候補となる情報提供
・海外の映画祭への出品を考えているフィルムメーカーの方の選択肢の一つとして
★★★「本ページはプロモーションが含まれています」★★★
ロッテルダムの会場の『Lantaren Venster』について
オランダの映画祭「CAMERA JAPAN」は、例年9月〜10月に2箇所で開催されているようで、
・WORM and LantarenVenster(ロッテルダム)※私が行ったのはこちら。
・Kriterion and Eye Filmmuseum(アムステルダム)
の二会場で開催される事が通例のようです。
今回の記事は、少し昔の情報ですが私の参加させて頂いた2015年のロッテルダムのLantarenVensterの情報を中心に書かせて頂きます。これから参加を検討している方のお役に立てば幸いです。
会場は普段からレストラン、映画館として使用されている施設のようで、その中に映画祭期間は日本にゆかりのあるイベントや売店などが出店されていたり、ダンスやパフォーマンスのワークショップも開催されていてともて面白い映画祭でした。
映画祭「CAMERA JAPAN」の雰囲気
私は数日間、近くのホテルに滞在し、毎日こちらに通って沢山の日本映画を観ました。
会場内にいくつもの個別のスクリーンが作られ、並行して毎日何作品も上映されていました。
とにかく日本映画へのリスペクトが凄く強く、最新のメジャー作品だけでなく、インディーズ映画、ドキュメンタリー作品など、よくぞここまで捜して集めたなと感心するラインナップで、観客も日本文化に興味のある方々で溢れていて熱気ムンムンでした。
オタク文化というよりも、なんというか文化人というような感じの大人の方々の来場が多かった印象でした。そして運営スタッフは学生のボランティアの方々だったようで、何か困っているとサポートしてくれました。
映画祭は夜遅い時間まで開催されていましたが、会場の周りはニューウェ・マース川の真ん中にあり、そこからホテルなどがある地域へは地下鉄での移動が必要でした。
会場にいるスタッフがとても親切なので、心配であれば地下鉄についてや夜の治安など聞いてもいいと思います。日本人のボランティアの方も当時は参加されていたので、会場で日本の方を捜して声をかけてみるのもいいかもしれません。
当時、様々な作品それぞれに観客は入っていましたが、特に人気の監督作品は満席になっており、その時は黒沢清監督作品『岸辺の旅』や北野武監督作品『龍三と七人の子分たち』が人気だった印象です。
上映前に近くの市場にお散歩
会場のLantarenVensterから歩いて40分ほどの場所にあるロッテルダムの市役所方面には沢山の見どころがありました。道路に面したカフェもお洒落ですし、有名な建築物としては1984年建築で45度に傾いたサイコロ型の『キューブハウス』という集合住宅、こちらは実際に住んでいる方々もいらしゃるのですが、観光客用に見れる施設もあり入場料を払えば中も見学できるようです。
そして一際目立つ近代建造物マルクトハル(オランダ語でMarkthal、英語ではMarket Hall)という施設。一階がスーパーのような感じで飲食店がありました。とても内部は綺麗で、カフェもあったと思います。このあたりは市場もあり、屋台なども出ていて楽しかったです。
総評:ほっこりと日本愛を感じられる素敵な映画祭でした
とにかく、学生スタッフなど皆親切で温かかったです。
そして全体的にとてもスタイリッシュでお洒落な雰囲気でした。当時、映画祭グッズも色々あり、トートバックやパンフレットなど、記念になっております。
もし参加を迷われているようであれば、一度はこの映画祭、参加してみるのもいいかもしれません。tripadvisorというサイトも参考になると思います。
2023年は9月21日~24日,9月28日~10月1日に開催!
そして、今年2023年も開催されるようです!!また行きたい♪
【開催日】ロッテルダム、2023年9月21日~24日 、アムステルダム、2023年9月28日~10月1日
こちら映画祭「CAMERA JAPAN」の公式サイトです↓
私は行く時の事前勉強の為、こちら↓の2冊のガイドブックを買って予習してから行きました♪
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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