黒澤明監督映画「乱」CGではない本物の迫力！

黒澤明監督が日仏合作で制作され、1985年に公開された巨大な大作映画「乱」！
あなたは観たことがあるだろうか？
この作品は黒澤監督が「どうしても撮りたい作品」だったそうです。

シェイクスピアの「リア王」を元に描かれた作品というはとても有名ですよね。黒澤監督はこの映画「乱」をどうしても撮りたかった為に、映画「影武者」を撮影されたそうです。

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CGではない、本物の迫力！
知ってますか？映画「乱」には二つのドキュメンタリー映画が存在する！

CGではない、本物の迫力！

この映画「乱」の合戦シーンは本当に本当に本当に圧巻です！CGじゃないんです。1000人のエキストラや騎馬隊が駆け抜けるシーンは本物！！そして、4億円ものセットの城を本当に燃やしたワンカットは有名ですよね。

人間の愚かさを描いた作品。ラストシーンはとても切なくてそして美しいです。

知ってますか？映画「乱」には二つのドキュメンタリー映画が存在する！

まず、一つ目が1985年に公開されたA.K.（邦題は『AK ドキュメント黒澤明』）。映画「乱」のフランス側プロデューサーであるセルジュ・シルベルマンが製作、クリス・マルケル監督作品。映画「乱」の本編中でカットされたシーンなども含まれたもので、1985年に第38回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」にこのドキュメンタリーは出品されたそうです。

そして、もう一つが異色のドキュメンタリー！！！当時、まだ大学生だった河村光彦監督が仲間と共にメイキング撮影班として参加し撮影された「Life work of Akira Kurosawa」という作品。これは色々な事情で今まで公開されていなかったが、2023年公開されたもの。

これを観ると、いかに黒澤監督が穏やかで、尚且つ映画作りに情熱的で、しかも楽しんでニコニコしながら撮影している姿がとても印象的です。現在「Life work of Akira Kurosawa」はAmazonプライムビデオや、U-NEXTでも配信されています。あまりにも壮大なシーンの撮影現場に圧倒されますよ♪