【分かってほしい女心】生理について

ライフ

今まで、アルバイト、派遣社員、フリーランスなど、いろんな職場で働いて来たのですが、昨今いわゆる「ハラスメント」という事について考えさせられます。

女性として生きてくると、それはいろんな事がありますが、もうすぐ50歳になる私が振り返り、

これはしんどかったなぁと思う、是非男性の方々に理解して頂きたい事として、

女性特有の身体の事情「生理」について、もう少し理解してもらえたらなぁと思い、

今回は「生理」について少し書いてみようと思います。

この記事はこんな方に役立ちます。

・彼女が不機嫌になる理由が分からない方。

・女性の同僚、部下、上司との付き合い方に悩んでいる方。

・少しでも女心を理解したいと思っている全世界の男性。

・生理に関して「これって私だけ?」と密かに思っている女性。

まずは生理の時に何が起こるか想像してみて下さい。

もしこの記事に辿りついてここまで読んで下さった男性がいたら、きっと女性との付き合い方で何かしら悩んでいて、ここに辿り着いてくれたのだと思います。

そんなあなただから、もう少し本気でお伝えすると、女性の生理がどれだけ大変か想像した事はありますか??

いつくるか分からない恐怖。

大体いつ来るかは周期があります。

スケジュール帳に書き込んでいる女性が多いと思いますが、それでも仕事やプライベートで大変な事が起こると、その周期が乱れ、その日は突然やってきます。

何が怖いか。

ズボンやスカートに赤いシミができてしまう事。

突然、大量の出血が起こる為、気づかぬうちにズボンやスカートに染み出してしまう事があり、その時に生理用品を持っていない場合、座る事も歩く事も恥ずかしくてできなくなってしまいます。

それが会社や大切な商談の日だったらなおさら。

もし万が一そんな女性を見つけたら、そっと他の女性を通じて教えてあげるのが良いかもしれません。男性に指摘されるのは、とっても恥ずかしいので。

生理の時はいつもヒヤヒヤしています。
nunonaの布ナプキン

なんとも言えない痛みを我慢する事。

どれだけの女性が生理の時に痛み止めを飲んで生理痛を我慢しているか、あなたは知っていますか?

生理の時、それが始まる数日前や始まってすぐ、もしくはその期間中(1週間前後)ずっと、お腹や頭が痛む人も沢山います。ただ、それを「生理痛」だと男性に言うのはまだまだ、なかなか勇気がいる。

でも、たかだか「腹痛」や「頭痛」だけでは休ませてもらえない。ここが悩み所です。

同じ職場に女性がいれば愚痴をこぼしてフォローしてもらえたりもできまずが、もし職場に女性が自分だけだったらそんな事絶対に言い出せない。

ましてや男性の上司、男性の同僚、男性の部下にはなかなか言い出せない。そんな女心を是非理解して頂きたい。

なんだか分からないけれど、体調悪そうだな、機嫌悪そうだな、と思った時には是非、寛大な気持ちで接して頂けたら幸いです。

逆に、なんでもかんでも女性の不調を生理の日だと片付ける男性もいらっしゃいますが、女性の体は揺らぎやすいもの。間違えても唐突に「生理なんでしょ?」なんてデリカシーのない言葉を発しないようにお気をつけて。

生理の時、本当にやる気が出ない。体調が悪くイライラしてしまって自己嫌悪になる女性が多い事を知って下さい。

生理にまつわる、ある友人のエピソード

以前ある友人から聞いた生理にまつわるエピソードに心が痛くなりました。

その友人は男性の多い職場で働いていて、まだ仕事をし始めたばかりの頃、生理の時、どうしてもお腹が痛かくても言い出せなくて我慢して我慢して、それでも痛くて、男性の先輩に

「お腹が痛いので少しだけ休んでもいいですか?」

と聞いた所、

「は?」という表情で「帰れば?」と言われてしまい、その後は一度も言い出せなくなったそうです。

彼女はその後も痛みを我慢し続け、結局子宮の病気になってしまいました。。。

これは本当に切実だと思います。

生理の時は、優しい一言だけでも救われる。

女性がお腹が痛いと言った時に、それは既に相当我慢した後に相談に来たものだと理解して頂き、是非、少しでも休める環境を整えて頂けたら幸いです。

自分でも自分の身体や心のコントロールの難しい生理の時に、

「大丈夫?辛いそうだね?少しだけ休む?」

と声をかけてくれるだけでも女性はホッとします。

結局は双方の思いやり。

生理痛について相談しやすい環境。

男性と女性が共にイキイキと活躍できる社会。そんな環境が広がっていきますように。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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